つばめを見ました(*´▽`*)
つばめ
そこは普段は物凄い静かなのですが、朝だったり通りかかると不意にぴーひゃららららーといった奇怪な音声が響きます。
何事かと側によると、そこからぴゅーっと飛び立つ黒い影が。はて、と思い、側により見上げてみると、そこにはツバメの巣ができておりました。
顔出してはぴゃらぴゃらと騒いでおりましたが、しばらくすると静かになります。
なんとも、不思議ですなぁと思いながら見ておりました。
しかし、ツバメの巣って割と謎めいているというか、不思議な感じがあります。
ちゃっかり大量の糞が下に落ちているのは、なんでなのでしょう?
形状的に下に穴が開いているわけでもなさそうだし、相手いるにしては妙に広い範囲に分が散らばってますし。とはいえ、分が零れ落ちるさまを眺めるような趣味はなく、ふと見かけると大量の糞が下に落ちており、誠不思議なこともあるものだなぁといった心持でありまする。
私の家の方では、あまりつばめが巣作りしているのを見たことがなく、なかなか新鮮な気持ちでした。
そんな感じで、新鮮な心持ちでちょびっと周りを見渡してみると、もう一個使われてない巣があったり、この辺りはつばめ的に穴場なのかなとか思ったりした次第であります。
まるで今日見つけたような話しぶりですが、実のところ春先位からたまに覗いておりました。ひな鳥たちは、すくすくと成長をしているようです。
ここのところは少し、羽根が禿げているように思えていたのですが、よくよく見てみると、大人の羽根とでもいうのでしょうか、少しばかりカラフルなたたずまいになろうとしている最中でした。
態度もなかなかふてぶてしくなり、少し前であれば、親鳥が来た時に巣から顔を出してぴーちく泣いていて、親鳥がいなくなれば、周囲の静寂に身を隠そうとするかのようでしたが、今では巣狭しといった感じで、常にその上半身を外に出しております。
非常に狭そうですが、あそこは安心なのでしょうか?
問いかけようにも、おそらく言葉は通じませぬ故、彼らの気持ちはその表情を見ることでしか図れません。
とはいえ私は、しいて言うなら魚類ですから鳥の表情などわかるはずもなく、ただそのきらきらとした丸い瞳が、じっと周囲を見渡しているのを見て、なるほど、外の世界に興味津々ですなぁといった感想を持つのが関の山でした。
いるのが当たり前といった感じになりつつありますので、ぼちぼちまた巣立っていくのだなぁとか思うと寂しくもなるものですね。
つづく