blenderで作った自作モデル vrchatへお出かけ方法の巻(*´▽`*)
てとてと(>_<)
おそらく昨日の段階でテクスチャの用意が終わりました。
この段階でボーン付けも終わっていると、もうvrチャットに持ちこんで普通に動くアバターが作れます。(歩き走り等の基本的なモーションはvrchat側に用意されていますのでこちらで用意しなくても問題ないようです。(こだわりたい場合は別ですけれども(>_<)))
ってわけで、vrchatへのデータの持ち込み方についてです。(これに関してはいろんなとこに情報があるのでわざわざ書かなくてもいい気はする(>_<))
blenderで作ったモデルでのvrchatへお出かけ方法(*´▽`*)
やっとvrchatタグのついた記事だ
今回の概要です。 アカウントに関しては作ってある前提でお話しします。
vrchatのソフト自体はsteamで無料入手できます(20180527現在)が、自作モデルの持ち込みには "vrchat でアカウント"が必要らしいですので登録しましょう。
ちなみに私はデスクトップ(hmdなし)でプレイしてます。1050tiと6年前ぐらいのCPUで動いてるですので3Dのネトゲできるスペックなら問題なさそうです。(ただし、VRモードは、必要スペック段違いですのできちんとお調べください)
1. blender から fbx形式でのモデルの出力
2. unity および vrchat向けSDKの用意
3. unityでのプロジェクトの用意 各種設定からアップロード
大体こんな感じです。
1. blender から fbx形式でのモデルの出力
「ファイル」→ 「エクスポート」→「fbx」を選択します。
設定はこんな感じでやりました。基本的には初期設定のままですが、
拡大縮小 での出力サイズ(これは各々サイズが違うと思われますので試したうえ対応するといいと思います)
カメラ・ランプに関してはunityに持っていく必要がないので Shift + クリック で出力から除外(黒くする)といいと思います。(*´▽`*)
であとはファイル名を決めて出力するだけです。
2. unity および vrchat向けSDKの用意
で次に(最初にやっといてもいいかも)、vrchatへ出力するためのunityと、それのvrchat向けのアイテムを用意します。
unityはなかなかサイズが大きいですので、ちょっと時間がかかりますのでお気をつけ。
unityのバージョンは、Unity 5.6.3p1 。これ以外ですと最新のバージョンとかでもエラー出るのでこれを用意するようにしましょう(最新で余裕だぜーってやってめっちゃ怒られた)。
ちなみに Unity 5.6.3p1 および vrchatSDK は、vrchat公式サイトhttps://www.vrchat.net/ にログインするとそこから直接拾えますので、そちらから拾うと確実だと思います。ダウンロードには、アカウント登録からのログインが必要ですが、どのみち必要になりますのでやってない方はやっときましょう。
ダウンロードしたunityのインストーラを使ってインストールしましょう。
ちょびっと英語が多いですが、google翻訳なんかを頼りに頑張りましょう。
3. unityでのプロジェクトの用意 各種設定からアップロード
インストールが完了しましたら、デスクトップのunityのアイコンをダブルクリックして、起動します。
なんか最初いろいろ設定について言われるかもしれませんが忘れてしまったので、また今度書きます。流れで行けたような記憶があります。ごめんなさい(T_T)
ある程度行きますと、こんな雰囲気の画面が出てきますので 上の New を押しましょう。大体そのままでいいはずです。
Project Name は好きな名前(わかりませんがあまり日本語入れないほうがいいかも?)
あとprojectの保存先だけ忘れないように気を付けてください。
入力が完了しましたら Create Project をクリック。新しいプロジェクトが起動します。
SDKのインポート
unityでプロジェクトが開けましたら、vrchat向けのSDKのインポートを行います。
こちらは簡単で、vrchatの設定を行うプロジェクトを開きながら、先ほどダウンロードしました、VRCSDK-2018.05.04.09.53_Public.unitypackage とかって名称になってるファイル(名称はバージョンアップとかで変わってるのでちょっと違うかも)をダブルクリックで起動すると大体終わります。
具体的には、こんなん出てくると思うです。これは要するに何を入れるかって話なのですが、あんまり考えてもしょうがないので、初期設定のままでよいと思うです。
Import を押すとばーっと始まりますですので、終わるまで待ちましょう。
終わりましたら SDKのインポートは終了です。
モデルのインポートから設定などなど('◇')ゞ
こんな感じの画面出てると思うです。
先ほどblenderで出力しましたモデルのfbxファイルをドロップするとモデルのインポートが可能です。
まずモデルにアバターの設定を行います。
インポートしたモデルをクリックしてから、画面右上の、Inspecter(図にはdebugって書いてありますが設定の違いです。たぶん最初はinspecterになってると思います)から Rig をクリックします。
Animation type を Humanoid にしましたら、下の Apply をクリックします。終わるまでちょっと待ちます。
Configure を見ますと、ちゃんとボーンの設定が入ってるか見れるはずです。
追加のボーン(耳とか髪の毛用)がある場合、たまに、目のボーンの設定のところに知らないボーンがあったりしますので必要なければ外しとくのがよいかと思います。
configure から抜けるときは下の Done をクリックでよいはずです。
保存するとか聞かれることがあるのでその時は保存しましょう。
補足:Humanoid は Humanoid のボーンがいれてある人型アバター用の設定です。他の物なんかの場合はGenericでいいらしいです。(やったことないので細かいことは知らないですごめんなさい(>_<))
アバター用のモデルの設定を行います。まず、モデルを3D空間に置きます。
ドラッグアンドドロップです。unityはこれで色々配置できるので楽です(*´▽`*)
テクスチャがついてきてない場合、pngとかの形式で保存したテクスチャを先ほどのモデルと同じようにドロップすると下に表示されます。
それを先ほど用意したモデルのところにあるオブジェクトにドロップするとテクスチャを張ってくれると思います。(当然ですが、blender側できっちりuv展開して対応したテクスチャが必要です。)
色がついたと思います。ですが、おそらく影とかついてて思ったのと違う…ってなってると思うですので表示方法をかえます。
モデルとかテクスチャがあるところ(初期設定だとたぶん下の方)に、Materials というフォルダがあると思うので入ります。入ると、中にはモデルに使っていたマテリアルが置いてありますのでクリックします。
マテリアルの設定が右上の方に出ると思うので、
Shader → Unlit → Texture
を選択します。これをしますと、影のないテクスチャそのままの色の表示になります。
なお、複数表示用のマテリアルがある場合それぞれ設定が必要になると思います。
補足:このシェーダーの設定によって見栄えが変わるので将来的にいろいろやってみるのも面白そうです。
色に関する設定は終わりです。
最後に、VRchat向けの設定を行います。
左側からモデルを選択して、右側の AddComponent から
Scripts → VRCSDK2.0 → VRC_Avatar_Descripter をクリックします。
こちらがvrchat用アバターの設定になります。
今回ここで二つ設定します。ほんとはもっといろいろありますが最低限しとくのはこの二つです。
1.視点
VRC_Avatar_Descripter を設定すると、画面に灰色の玉が増えてます。(たぶん体の正面のどこかにあります。モデルが大きいとめっちゃ小さくて探すの大変だったりします。モデルに埋もれてるケースもあるかもしれません?) これが、vrchatでのカメラの位置になります。
ViewPositionが、その灰色の玉の座標になります。これのY座標を動かすと、高さが変わります。
灰色の玉を、目と目の間の位置に置くとよいようです。
ただし、この場所がカメラの位置になりますので、この位置が、アバターのvrchat内の概ねの大きさ(背の高さ)になります。
私のイメージでは、この高さが大体vrchat内での メートル と同じぐらいな印象があります。ですので、まずこの灰色の点で目安の伸長を決めて、位置の調整は上の Scale のYでモデルの大きさを変えるといいと思います。ちなみにScaleYを変えると、モデルが物凄い伸びるので、高さが決まったらScaleのXとZもYと同じ値にしてあげましょう。
2.モーションの男女
Default Animation が男女の設定です。 Male が男性 Female が女性です。
モデルは男、心は女とかいう場合でも別に問題ないので、心の向く方の性別を選択するとよいかと思います。('◇')ゞ
で、これで大体設定終わりです!最後にvrchatにアップロードします。
VRchatへのアップロード
まず、SDKからログインします。
上のVRchatSDK から Settings をクリックするとなんか出てきます。
そこに Username と Passward (さっきvrchatに登録したもの)を入力してログインします。
use API はReleaseにしましょう。(≧◇≦)
ログインすると、Future Proof Publish ってとこにチェックが入ってます。私はこれの事はよく知りませんのであまり確証はない話ですが、外すとアップロードに失敗しにくくなるとか書いてある記事を読んだことはあります。もし後でトラブったら外してみるのもありかもしれません?ちなみに外すと一個処理がなくなるようですが、外さなくても通りましたので外さなくてもよいかもしれません?正直わかりません。(なら書くな!(≧◇≦))
次はいよいよアップロードです。
VRChat SDK の Show Build Control Panel をクリックするとまたなんか出てきます。
こちらの Build & Publish をクリックするとアップロードの採集準備に入ります。
ちなみに下に赤いのとか黄色いのとか出てます。今回出てるのは、ポリゴンがちょっと多い(上限が2万なので15000ほどあるため)問題はない。と、脇もうちょっと開いておかないとフルボディトラッキングできませーん!って感じのです。
黄色でも無視するとダメなのとかありますが、まぁとりあえず出ててもアップロードしてみるといいんじゃないかと思います。失敗したらそん時考えましょう(≧◇≦)(でも赤いのは多分ほぼ失敗するので一回調べたほうがいいですね)
やってみて、アップロードされてなかったりアップロードしたけどなんかおかしい時とかは、ここに書かれてることを調べてみるとよいと思うです。unityのバージョン違うとか、でかすぎるのでだめでーす!とか小さすぎて思ってるのと違うかもしれんけどええん?とか場合によっていろいろ書かれます。英語なのでgoogle翻訳とか使うといいと思います。
で、話がちょいそれたですが、Build & Publish をおします。
最期です。
Upload Image にチェックを入れるとアバターの画像を決めれます。
この画像は、左側のVRCCam で取れますので、上のScene の画面でカメラの位置を調整しましょう。
Sharing はみんなに使える Public か自分用 Private みたいな感じだと思います。大体 Private でいいんじゃないでしょうか。
次にWarningで、警告表記です。色々制約が書かれています。このアバターはちょっとバイオレンスです。とか、エロです。とか、血が出ますとか大体そんなニュアンスのチェック事項だと思います。たぶんしっかりやっといたほうがいいと思うですので、読めなかったらgoogle翻訳に頼りましょう。
最後に、下の少し長い英語の横のチェックを押します。
上の警告のやつで問題ないです、みたいな感じですが、これもちゃんと読んどきましょう。
ここにチェックを入れると、下のUploadが推せるようになります。押すとアップロードが開始されます。
ちょっと時間がかかりますので、お待ちください。(≧◇≦)
終わるとなんか出てきて、アップロード成功したよ!VRchat起動してみてみてね!みたいな雰囲気なのが書かれています。
おしまいです!(≧◇≦)
補足
ちなみに、上の画面アップロード絡みはGameタブの画面です。Sceneとかでカメラの調整したらGameタブに戻るようにしましょう。
あと画面Sceneに戻した後とかにGameタブが動かなくて進められないときがありますが、これは一時停止がかかっています。上の 一時停止ボタンを押すと解除できます。
Gameの画面が妙に小さくて枠外に表示がある時は、画面上でマウスホイール回すと大きさがちょうどよくなることもあると思います。
以上!
終わりに
今日も昨日に引き続きなんかものすごい長くなってしまいましたごめんなさい。(>_<)
てっでー明日は、アップロードでトラブったこととかかけそうなら書くかもしれません。
続く!(≧◇≦)/